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2008年 09月 09日
クリングシュポール博物館の講演が終わってほっとしたのもつかの間、来週はロシアです。書体デザインのワークショップ を開きます。すでに8月の段階で定員に達して申し込みを締め切りました。
そのあと、10月に日本に行って講演をいたします。その情報をここに掲載します。お問い合わせ、お申し込みなどはこのリンク先へお願いいたします。 10月24日(金) 京都精華大学でのトークショー 字游工房の鳥海さんとの念願の対談です! 10月25日(土) dddギャラリー、そして 10月28日(火) 東京工芸大学 の2回はどちらも東京タイプディレクターズクラブ主催の セミナー「欧文フォント質問箱」 毎回恒例のセミナー、いつも質疑応答の時間が足りなくて時間ぎれみたいな感じで終わっていたんですが、今回は質問にたっぷり答えます! #
by akobayashi_dnikki
| 2008-09-09 21:22
| 書体デザインについての話題
2008年 09月 07日
書体デザインやカリグラフィに興味のある人なら一度は行ってみたいと思うクリングシュポール博物館で 「Schrift in Form」展 が開かれています。ルドルフ・コッホの活字デザインから現代の若手の書体デザインまでが並んでいます。
シンポジウム(9月6日、7日)があって、書体デザイナーがいろいろ講演をするのですが、その最初の講演をきのうしてきました。テーマは「書体デザインの品質」で、視覚補正の重要性をドイツ語で話してきました。仕事が忙しくてプレゼンテーションの準備が後回しになってしまい、 PDF を準備し終えたのが前日の夜中でした。 昨日の朝、出発前に原稿を読む練習をしていたら、京平が「(原稿を)読まないでしゃべればカッコイイのに」と言った。「そうだ。そのとおり。でも、お父さんはドイツ語が下手だから、読まないとしゃべれないんだよ」と苦しい言い訳をした。ほんとうに、原稿を読まないでスラスラ話がしたいといつも思う。 Amazon.co.jp の『欧文書体2』の売り上げランキングをチェックしたら、先週ずっと1200位から1800位くらいだったのが、482位に上がっていた。DTP 部門のランキング1位、デザイン・グラフィックス部門2位、デザイン部門で3位だった。これに元気づけられて博物館へ。 これはクリングシュポール博物館。私の出番が無事終わり、会場からの質問にも5つくらい答えて帰るところで撮りました。 ![]() 追記:9月7日(日)の昼過ぎの『欧文書体2』の売り上げランキングは 319位になってました! 各カテゴリー内でのランキング: 1位 (DTP全般のカテゴリー) 2位 (デザイン・グラフィックスのカテゴリー) 2位 (デザインのカテゴリー) #
by akobayashi_dnikki
| 2008-09-07 06:29
| 書体デザインについての話題
2008年 09月 06日
8月31日の日曜日は、住んでいる街 Bad Homburg の Laternenfest(提灯祭り)でした。移動遊園地が来ているので子供たちを連れて街に出る。これは Kurhaus の前。
![]() 遊園地。 ![]() 観覧車から見た Bad Homburg のお城(白い塔)と教会(緑色の尖塔)、遠景はフランクフルトの市街です。望遠にして撮ったので近く見えますが、実際は10キロメートルくらい離れています。 ![]() 夕暮れの Kurhaus 付近。この日の夜に近所を通るお祭り行列を見に行ったが、いつも Licher 麦酒の樽を引いている荷馬車が今年はなかったのが淋しかった。 ![]() 8月の最後の3日間でライノタイプ社の引越が終わり、9月1日の月曜日は新しいオフィスでの第一日目。ドイツでは9月になると雨が多くなるが、1日の朝から雨だった。気温も上着なしでは肌寒いくらい。会社に持っていく荷物が多いので、最初から由美子に車で送っていってもらう予定だった。普段は小学校まで歩いてかよう京平も、この日は雨が強いので車でいっしょに行くことになった。周平はいつも7時26分発のバスで周平の学校に15分くらいかけて行くので、それに間に合うように家を出ていた。 車に3人乗って7時40分頃家を出て、バス停を通りかかると周平がまだ待っている。他にもバスを利用する人が10人くらい待っていた。どうした、と聞いたら26分発のバスが来ないというので、周平とクラスメイトの Matthias をその場で車に乗せて、京平を小学校で降ろした後でしばらく走り周平の学校の前で二人を降ろす。授業にはギリギリで間にあった。周平があとで聞いたところによると、バスの運転手さんが路線を間違って走っていたらしい。30分に一本のバスだから、そりゃ大変だ。 私は会社で荷物の整理をして一日が終わり、家に帰ると京平が咳き込み始めていた。小学校の新しい担任 D 先生が、お祭りのイベントに参加すると言って雨の中を Kurpark まで(子供の足で片道30分弱)歩いていくことになったそうだ。そんなこと聞いてないよ! 朝、学校まで車に乗せていった京平は傘も持たず、薄手の長袖シャツ一枚で行ったため雨の中をびしょぬれで帰ってきたらしい。事前に親への連絡がないので、ヤッケとか傘を持たない他の生徒もいたそうで、京平に聞いたら担任の先生は半袖の子供2人には傘を貸したが、長袖シャツの京平や他の子は傘無しで肌寒い雨の中をそのまま歩いていくことになったそうだ。 京平は火曜日は学校に行ったが、夜から咳がひどくなり、熱も出てきて京平のいつもの風邪の症状になった。ぐったりして、食べることができず吐すだけ、それで水曜日は学校を休んだ。水曜日の晩には回復して木曜から普通に学校に行く。この出来事のちょっと前に、京平が友達の家に遊びに行ったときそこのドイツ人の両親が担任 D 先生は良くない、とこぼしていたのを由美子が聞いていた。ここでは細かいことは書かないけれど周平の担任の B 先生もそんな感じ。ドイツでは先生の個人差が激しくて良い先生とそうでない先生と全然違う。ちょっと前に、日本の人からドイツの教育はどうですか、とか、ドイツの教育制度にあこがれている、というお便りをいただいたことがあるけど、現実にはこういうこともあるんです。 #
by akobayashi_dnikki
| 2008-09-06 23:43
2008年 09月 02日
大学時代の親友 T が自宅で急死したというメールが入って慌てた。 T とはバイクで競争したり夜中に走り回ったりバカなことをたくさんやった。T の自宅が荻窪で食堂をやっていて、そこにしょっちゅう出入りしてごちそうになったことはよく思い出す。彼のお母さんにはいつも「出世払いだよ」と言われて、食事のお金を払ったことはなかったように思う。告別式には行かれないが、せめて弔電だけでもと思って電報を打った。メールで弔電が打てる時代になった。
きょう告別式に行った親友 S からいろいろ報告があって、ああ本当に T は死んじゃったんだ、と実感がわいてきた。お母さんは元気だったらしく、その大学時代のことを楽しかったと言ってくれたそうだ。それが何よりだった。 #
by akobayashi_dnikki
| 2008-09-02 23:19
2008年 08月 30日
![]() インタビューをしたツァップさんには、ちょうど8月21日に打ち合わせの用もあったので、お礼の一言を扉に書いたのを一冊お渡しした。あと奥さんのグドルンさんへのお土産は、こないだの夏休みに 美篶堂 さんで買っておいた、きれいな布を使って表紙をつくり本の形に製本した、なかがまっさらなメモ帳みたいなの。 8月24日の日曜から28日の木曜まではベルンでフルティガーさんと共同作業をしていたので、フルティガーさんにもお礼の一言を扉に書いて一冊お渡しして、日本からのお土産で夏休みに行ってきた芹澤美術館で買ったテーブルクロスも差し上げた。フルティガーさんも私と同じく芹澤けい介のファンなので。 ベルンに泊まり込んでのフルティガーさんとの共同作業は4月上旬、6月中旬に続いて3回目。毎回そうしているように、共同作業そのものは午前中のみ。9時から11時と決めている。午後にホテルに戻っても指示通りに修整した文字の字種拡張などやることがいっぱいで、毎日夜まで作業をしていました。修整した文字の印字見本を、翌日の朝8の開店と同時にコピーショップに入ってプリントアウトして、バスに乗って20分でフルティガーさんの家、という段取りで毎回やっている。フルティガーさんとの共同作業では、2時間じっくり印字見本を見る。共同作業でしかできないようなちょっとした提案とか、コンピューターを持っていくので細かいデザインの変更をその場でやってみて検討する、とかができるのがいい。今回はフルティガーさんからの提案がとても良かった。こういう瞬間があるから片道4時間半かけてベルンまで行く価値がある。 今回のベルンは快晴続きで、最高気温も27度くらい。広場や階段にはこんなふうにお昼を食べる学生たちが地べたに座っていた。別の日には同じ場所でこの倍くらいの人が座っていた。この日は暑かったから少ないのか? 繁華街の歩道でも一段高くなったところでみんな座って何か食べている。こういう光景はドイツではなかなかない。 ![]() #
by akobayashi_dnikki
| 2008-08-30 11:03
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