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1 2006年 11月 27日
子供が大きくなって今のアパートが狭くなる前に、大きいアパートに移りたいとずっと思っている。家を買うことも考えたが、これから10年のことを考えて、子供たちがそれぞれ自分の部屋を持ちたくなるのがもうすぐだし、10年から15年経てば今度は子供は家を出る。その時は由美子と二人で小さい住まいに移ろうと思うので、賃貸のアパートが良いだろう。場所は今の町が気に入っているし、転校もさせたくないので近所だけに絞っている。今年のはじめからこれまでインターネットでいろいろ探して、あるいは近所で看板が出ているのを見つけて不動産屋さんに間取り図を送ってもらったことが2度あったが、どれも使い勝手が良くなさそうだったり家賃が高すぎたりして見送っていた。11月21日は、久しぶりにインターネットで物件を探したらいいのがあって、由美子と相談してすぐに連絡先を送信した。不動産屋さんから翌日電話があった。25日の土曜日の朝に不動産屋さん立ち会いでその賃貸アパートを見た。けっこう由美子も私も気に入って、その日のうちに申し込んだが、他にも借りたいという人がいるかもしれないので、決定したわけではない。不動産屋さんが大家さんに連絡して、その返事待ちになる。
その日の午前中は、小学校の次に進む(日本で言えば中学校と高校を合わせたような)学校のうち Gesamtschule am Gluckenstein の見学ができる日だったので、周平が来年進学する学校を選ぶために見にいった。授業の様子なども見ることができた。 Gesamtschule なのでいろんなレベルの子供がいる。説明してくれたのもそこの学生で、「このクラスはレアルシューレ」とか「このクラスはギムナジウム」とか言ってくれて違いが分かったのも面白かった。本命は Kaiserin-Friedrich-Gymnasium で、そこはレベルが高いので周平が入ることができるのか、入っても勉強について行くことができるかいま心配している。 26日日曜は、少し離れた町 Idstein までドライブした。特に有名な観光地というわけでないのに、まるで宝石のような町だった。ゆっくり歩いて30分でひとまわりできそうな小さな町だけれど、古くて傾いている建物がきれいに保存されていて、住んでいる人が誇りを持って手入れしている感じがする。他の古い町でも傾いた家は見るけど、ここのはかなり傾いている。でもそれをきれいに装飾しているところが見事。 ![]() こないだ、家族で新聞をつくることを思い立った。日本に住む私の両親、由美子の両親ともインターネットができないので、写真やビデオを数ヶ月ごとにまとめて送っているが、もっと頻繁に写真入りのニュースレターをつくろうと思って。もちろん周平と京平の参加が前提で、周平には新聞の題字を書いてもらい、できごとを説明する文章を鉛筆で書いてもらう。先週の鉄道模型の展示会と、周平の現地校のホームページに周平の絵が載っていることを書いてもらった。題字はフェルトペンを使ってすごくカラフルなものを書いてくれて、それが意外に良かったので思いっきりほめた。文章の内容については特にあれこれ口出ししないつもり。宿題と違ってのびのび書いてくれて、文章で人に何かを伝えるのが楽しくなればいいと思う。じつは新聞づくりを思い立ったのは、周平の作文嫌いをなおすためでもある。京平は、得意な車の絵と、いま学校で習っているひらがなとローマ字を書いた。それぞれスキャンして入れる。トップ記事は私の担当で、こないだ京平が自分で前髪を切って変な髪型になったことを写真入りで載せた。ブログに書いた文章を再利用できる。 ▲
by akobayashi_dnikki
| 2006-11-27 11:23
2006年 11月 20日
11月15日は特にこれといった理由もないけど有給休暇をとった。『デザインの現場』の新連載のための原稿を書いたり、スーパーマーケットに書体の使用例を探しにいったりした。お昼は、ちょっと離れたところにある美味しい肉屋から Fleischkäse をパンに挟んだものを買ってきてそれを食べる。肉屋では薄切り肉などいろいろ買い物をしたので支払いの時は気づかずに「この店はいつも気持ちよく買い物できて良いね!」とか言いながら家に戻った。よくレシートを見るとパンの数2個のところを間違えて「22個」としてあった。「どうりで思ったより高かった」と由美子がいった。お店の人に悪気がなかったのは態度で分かるから良いけど。やっぱりドイツではみんなもそうしているように買い物のたびにレシートを隅々までチェックした方が良い。お昼を食べてから、車のタイヤをタイヤ屋さんで冬用に交換してもらうため、タイヤを地下室から出して車に積み込んだ。予約の時間まで間があるので、京平といっしょに近所を自転車でまわってきた。11月に入ってほとんど晴れ間がなかったけれど、久々の快晴になって気持ちよかった。
![]() 京平は2週間連続で誕生会に招待された。先週の土曜は幼稚園の仲良し Marina で、みんなでフランクフルトの動物園に行ったそうだ。17日の金曜の午後は幼稚園の Max の家。周平は先週の日本人学校で授業を聞く態度がかなり悪かったらしく、みっちり説教した。先週の日曜は宿題の作文を書くのに12時間かかってしまったので、しっかりしろと言い聞かせてある。 19日の日曜は、朝ほとんどの宿題を終わらせた周平を連れて家族で小ドライブをした。車で15分くらいの Falkenstein まで走り、そこから城跡までの森の中を散歩した。小雨が降って、積もった黄色い落ち葉にパラパラと音を立てる他には音が何にも聞こえない。日本で買って持ち帰った新品のビデオカメラで風景を撮ったが、設定を間違えたらしくコマ送りみたいになってしまったのでその風景はボツにした。家に戻ってお昼を食べている間、先に食べ終わった京平が何を思ったかハサミで自分の前髪を数センチ切ってしまった。みんなに笑われても、「長かったから切ったんだ」とか言っていたが、少ししてから失敗したことに自分でも気がついたらしく、ときどき鏡を見にいって「少し伸びてきた」と自分で自分をなぐさめてるのがおかしかった。その京平の変な髪型が、新しいビデオカメラでの最初の残すべき映像となった。午後は、近くの市民公会堂みたいなところでの毎年恒例の鉄道模型展示会に行った。今年は鉄道模型が趣味の T さんといっしょ。新しいテクノロジーがいろいろ鉄道模型にも使われている話を聞いた。 T さん一家が帰られてから、お風呂場で由美子が京平の髪型を整えた。 ▲
by akobayashi_dnikki
| 2006-11-20 16:45
2006年 11月 20日
TDC 事務局の方から11月8日に受け取った、TDC セミナー参加者のアンケート用紙は、読んでいてなんだか元気が出てきた。また、いろいろ面白い質問や意見が書いてあった。そのすべてに答えようと思って11日、12日の土日を使って書いて、13日にその回答を TDC にメールしたらすぐに掲載された。TDC の人にもそう書いたけど、これでやっとセミナーのつとめを果たした気がする。時間をかけて意見や質問を書いてくださった人たちにきちんと答えたかったし、積極的に質問した人には何らかの形で見返りがあるという実例もつくっておきたかった。今後のトークショーやセミナーがもっともっと気楽に意見を言える雰囲気になればいいなと思う。
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by akobayashi_dnikki
| 2006-11-20 16:36
| 書体デザインについての話題
2006年 11月 13日
11月8日に、書体選定委員会が開かれて外部から応募された書体を見た。今回はレベルが高かった。レディング大学で勉強した W さんのローマン体は文句なしに採用が決まった。ほかにもスイスで教えている L 氏のイタリック体が採用された。彼の本文用ローマン体も品質は良かったが、オリジナリティの点でいまひとつなので不採用になってしまった。9日にアメリカから書体デザインの売り込みに来た B 氏と3時間半も話をした。熱意はあるんだけど品質的にいまひとつなので、修整すべき点などを伝えた。ちなみに11月8日はツァップ氏の誕生日。今年88歳になられた。ツァップ氏への誕生日カードはいつも寄席文字で漢字で書く。今年は「米寿」の説明を書き添えて、日本から買ってきたテーブルクロスをプレゼントとして差し上げた。
私がライノタイプに入ってはじめて一人で企画して一人で制作した書体シリーズ Office Alliance (オフィス・アライアンス)がようやく発表された。過去の書体の中から、コーポレート向けの 4書体を選んで特殊なアレンジをして、1ファミリー4書体( Regular, Italic, Bold, Bold Italic)の字幅をどれも同じにしてある。もともとはライノタイプ自動植字機ってそうだったんで、その自動植字機のシステムにひっかけた。文章をイタリックなどに変更しても改行の位置が変わったりしないのでレイアウトが楽という長所があって、グラフィックデザイナーというよりどちらかというとオフィスユーザー、コーポレート向けです。そんなわけで、今年から来年にかけてかなり新書体が出る。モノタイプ社との合併のために書体デザインが止まったらこまるなあ、と思ったこともあったけど、その心配はまったく無い。 ライノタイプ自動植字機誕生120年を記念してライノタイプ社の歴史をマンガ入りで面白おかしくまとめた冊子が進行中。年内には発行の見通しです。120年の歴史の最後の方には、私も登場する。その部分のコピーを家に持って帰って見せたら周平が「何これ」といって笑っていた。 自分の書体が使われているのを見つけるのはけっこう嬉しいもんです。 ドイツのビール のロゴに私の書体 Calcite が使われていることを同僚が教えてくれた。けっこうしっかりしていて、ブラックレターの雰囲気も感じさせる。昌生さんに教えたら、「このビールのロゴの書体を米どころ新潟の人がつくったとは思うまい」なんて書いてきた。ちなみに、このFrankfurt は空港のある大都市のフランクフルトではなく、同じ名前でもオーデル川のほとり、ポーランドとの国境近くのフランクフルト。だから普通は「Frankfurt am Main(マイン川のほとりの)」と「Frankfurt an der Oder(オーデル川のほとりの)」いうふうに使い分ける。Frankfurt am Mainの近くでこのビールを手に入れることができるかどうか、醸造所にメールで問い合わせして「ロゴが気に入りました」と書き添えたところ、封書で返事がきて、ビールのラベルがどっさり入っていた! ビールは残念ながらベルリン近辺でしか売っていないと書いてあったが、今度そちらに行くことがあれば是非飲んでみたい。ビンの写真とかも撮りたい。 ▲
by akobayashi_dnikki
| 2006-11-13 09:00
| 書体デザインについての話題
2006年 11月 06日
11月5日の日曜は、朝からどんよりと曇っていて寒い。霜が降りている。周平の苦手な日本語の作文の宿題を見ると「新潟に行きました。つぎに東京に行っておじさんに会いました。つぎにおばさんに会いに行きました…」みたいな感じなので、感じたこともちょっとは思い出して書けといってやり直させているうちに、午後2時になってしまった。けっきょく今回も作文には5時間かかって、由美子も私もうんざりした。読書感想文とか作文は私も小学校の時は好きでなかったけど。私は周平の宿題を見る合間合間に『デザインの現場』の新しい連載の文章を書いていて、だいぶはかどった。気分転換に、ヘッセン州の建物を移築した博物館 Hessenpark に車で行く。運動も少しさせようと思ってゴムのサッカーボールも持っていった。
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by akobayashi_dnikki
| 2006-11-06 08:12
2006年 11月 02日
日本から戻ってきた日は、夏時間から冬時間に切り替わった日なので時計を1時間遅らせた。夕食に私がパスタをつくって、荷物のうち洗濯物だけを出してみんな9時前に寝たと思う。それから3日経つが、家族全員が1時間半くらい生活のリズムがずれたままになっている。私も含めた家族全員が夜8時前後には寝て、私は4時半、子供は6時前に起きる。数年前にサントリーの仕事で日本に行ったときは時差ぼけで夜に眠れないことが数日続いて弱ったが、今回のが時差ぼけだとしても良い方向にずれてくれたので有り難い。普段、目覚ましが鳴っても起きてこない子供を叱りながらあわてて支度をさせるのは一日のスタートとしてあまり気持ちの良いものじゃないけど、それが今週はまったくない。子供は勝手に5時半ころに起きてきて、6時に朝食を食べ終わっている。支度に少しくらい時間がかかっても学校には悠々間に合うので私も由美子も叱らないですむ。火曜日は、私は毎週水曜のドイツ語講座の宿題がたっぷり残っていたので夕食後に一気に片づけようと思ったけれど眠くて宿題をノートに書きながら寝てしまう。しょうがないから8時前に床に入って水曜日朝4時半に起きてから宿題をやった。そういえば由美子が言っていたが、うちもハロウィーンの夜8時くらいにいたずらで子供達に呼び鈴を鳴らされたらしい。でも私は寝ていて気づかなかった。周平が友達と一緒に小学校に行きたくて先に家を出て、私と京平もその後から小学校に行くが、それでも早すぎた。前夜のハロウィーンのいたずらで、小学校の前の横断歩道の歩行者用ボタン(正確には大人の手のひらくらいの大きさの金属板)に青い練り歯磨きがべっとり塗ってあったらしく、走って私を追い越して気づかずにそれを思いっきり押した京平の手についた。気持ち悪がっていたので小学校のトイレで手を洗わせた。まだ教室が開いてなくて学校の入り口で京平は待つことになった。
京平といっしょに家を出て小学校に向かう7時半ころ、ちょうど朝日が昇る時間になる。落ち葉が道に数センチ積もっている。帰りも5時ちょっと前で、タウヌス山脈の端に日が沈む時間とぴったり重なる。これは会社からの帰り道。 ![]() ドイツに帰ってきた日は夕方でも暖かかったが、11月に入って急に寒くなった。昨日の雨から気温が下がり始めて今朝は零度になったらしく、路上駐車の車には真っ白に霜が降りていた。由美子が、楽しくて暖かい日本からドイツに帰ってきて急に寒くなったので気が滅入ると言っていた。これから暗くて長い冬が始まる。今日も京平は夜7時半にフラフラになってベットに入った。私も今朝4時前から起きているし、もう8時なので寝ようと思う。 ▲
by akobayashi_dnikki
| 2006-11-02 07:59
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