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2006年 10月 09日
10月6日の金曜日は目いっぱい仕事がたてこんでいて、ほとんど息をつくヒマがなかったくらいだったが、5時ちょっと前に終わらせて由美子と京平といっしょに買い物に出かけて、日本に持っていくお土産などを買い揃えた。周平は夕方5時から7時まで同級生 Peter の誕生会に呼ばれていたので、買い物帰りに周平を引き取る。周平は最近クラスで仲間はずれにされているんじゃないかと心配していたが、招待されてすごく嬉しそうだった。ドイツでは時間に正確なので、7時といったら数分前には親が家の外に来て待っているのが普通。ハロウィーンの仮装をしてきて良いことになっていたので、ほとんどの女の子は黒い服を着て魔女みたいになっていた。ちなみにハロウィーンは、数年前アメリカから来た「新しい習慣」だそうです。
10月7日、8日でフランスのアルザス地方をぐるっとドライブしてきた。Colmar の町で名物の Flammenkuchen の昼食をとった後、私は少なめに食べていたので、通りかかった肉屋でジャガ芋のパンケーキを買って食べた。洋菓子屋の店先をのぞいてみると、やっぱり日本の「モンブラン」みたいな洋菓子がある。こないだベルンで食べてきたのとほとんど同じように見えるが、名前が違う。ベルンでは「Vermicelles」だったが、Colmar ではどの店でも「Torche aux marrones」と書いてあった。栗の松明という意味かな?フランス語がわからないので自信がない。でも、フランス語圏では栗の餡のお菓子は「モンブラン」とは言わないのかもしれない、という発見をして得したような気分になった。店をいくつか見比べて一番老舗っぽいカフェに入ってその Torche aux marrones を食べてみたが、下半分がクリームばっかりで、スイスの Coop 食堂で食べた方が栗のうまみもあったしずっと美味しかった。古本屋があって、活字の関係の本があるかときいたが良いのが無かった。探してもらっているうちに子供用の書き方の本を見つけて11ユーロで買った。1947 年の本の再販らしい。見出しの文字はほとんどサンセリフなのにちょこっとだけついたセリフとシャドウのつけかたが可愛くて、筆記体もフランスらしくて気に入った。他にはベルンで印刷されたカリグラフィのシートみたいなのを店の人が持ってきてくれたけれど、こっちの子供の本のほうがずっと気に入った。 ![]() ![]() 町はきれいで、「小ベニス」と呼ばれるところでは川に小舟を浮かべて観光客を案内しているのも見えた。手こぎ船でなく電動のモーターらしく、音が静かだった。Colmar の町から少し離れた Bischwihr まで少し車で走って、予約を入れていたホテル Relais du Ried に入る。周りをぐるっと散歩してから夕食をとった。生まれて初めてエスカルゴを食べたけど、どうということもない味だった。店の人が勧めてくれた血のソーセージが絶品で、焼いた林檎が添えてあって、塩気もちょうど良くてもういちど食べたいと思うような味だった。親子4人が一室に入ることができて宿泊料も割安だったので決めたと言うだけのぱっとしない2つ星ホテルだったが、料理はとても美味しかったし、サービスも実に良くて大満足。また来年来たいと思う。日曜日はホテルを出て、美味しいジャムをつくって売っている店が Niedermorschwihr という小さな村にあるというので葡萄畑の中の山道をのんびり走って行ってみた。アメリカや日本ではけっこう話題になっているお店らしく、村で一件だけのその食料品店にはすでに数人のお客さんがいた。由美子がお土産に2つ、うちで食べるためにブルーベリーのを4種類買って、総菜売り場のペストリーには何が入っているか店の人にきいて肉の入ったのをお昼用に買った。ワイン好きな友達のために近くのワイン醸造所でワインも買って山を下り、田園地帯を走っていると林檎の市場を通りかかったので入って、試食して林檎と林檎ジュースを買った。アルザス地方では、どのお店でもドイツ語が通じるので助かる。子供が何かききたいことがあるときは店の人に直接たずねろというようにしている。それは私が楽できるだけでなく、大人に対して丁寧な言い方で会話する練習にもなる。ドイツに入って高速の途中のパーキングエリアでペストリーを食べて帰った。夕方5時半に家に着き、日がまだ高いので子供達はすぐ遊び場に行った。車の中で座っているだけで、ふざけてけんかをして叱られるだけだから退屈だったろう。
by akobayashi_dnikki
| 2006-10-09 22:35
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